難易度とそれぞれの試験対策

さて、簿記の勉強を始めるときに、最初に行き当たる疑問が「3級と2級の違い」です。
多くの人は、2級を目指すと思います。
なぜなら、どの資格でも、3級は入門編、2級は実務編、1級はプロフェッショナルと、
位置づけが決まっているからです。
そこで問題となるのが、いきなり2級を受けられるのか、
それとも3級からはじめるべきなのか、そういったことでしょう。

【簿記2級と3級の難易度】

多くの資格と同様に、簿記も3級は入門編、2級は実務編です。
したがって、難易度は2級の方が上になります。イメージとしては、次のような感じです。

受験科目

3級

2級

商業簿記

基礎知識

実践知識

工業簿記

-

基礎知識

 

 

3級の試験科目は商業簿記だけですが、2級はこれに工業簿記が加わります。
商業簿記の出題も3級より難しいものになっているので、
2級は簡単には合格できません。

【いきなり簿記2級の受験は可能か?】

簿記2級は簡単ではありませんが、受験は可能です。
受験資格にも特に制限はありません。上の表を見てもらうとわかるとおり、
商業簿記については、基礎と実践の違いはあれ内容的には同じです。
基礎から丁寧に説明した教材を選択すれば、いきなり2級受験が可能です。
工業簿記については、3級の試験科目ではなく2級で始めて学ぶので、
3級の合否は関係ありません。

ただし、3級の基礎知識があるのとないのとでは、
2級の勉強のスピードに差が出るとは思います。
時間に余裕のある方は、3級で基礎をまず固めて、
それから2級にステップアップするほうがスムーズでしょうね。
ちなみに、わたしは2級のみの受験でした(詳しくは9ページ)。

【簿記2級と3級、それぞれの試験対策】

簿記の2級と3級の試験対策は、若干違います。
3級は、独学でも短期間で合格できると言われていますが、
一方の2級は、学校に通ったり通信講座を受講したりしないと難しいとされています。
わたしもそう思いますし、多くの人が口をそろえます。
その理由は、工業簿記の複雑さからきていると思います。
商業簿記は何とか独学でもいけそうですが、
工業簿記はこんがらがってしまう部分があります。
きちんと教わったほうが早く正確に理解できるのです。